Yuururiのブログ

ゆーるり、気まぐれブログ

小学生まで、歩いて20分程かかる。

寄り道しながら、通うには丁度良い距離だった。

お店も何もなく、住宅街と田んぼぐらいしかなかった。

とても活発で明るく元気な小学生だったので、人生で一番のモテ期だったが、本人は全く自覚出来ていなかった。

 

小学生では、ドッチボールやスーパーカー消しゴム、キン肉マン消しゴム、ビックマンシール、プロ野球チップスなどが流行した。 

 

キン肉マン消しゴム、通称キン消しは、ガチャガチャの商品で、当時は、夢中になって集めた。

 

駄菓子屋には、キン消しの偽物やホタテマンなど、当時、全く価値のない商品が沢山あった。

 

ビックマンシールは、コロコロコミックなどで紹介されて、全国的大ブームになり、ひとり3個までの個数制限されていた。1個30円で、入荷と同時に小学生の行列が出来ていた。

 

当時は、転売や大人の買い占めが無かった時代なので、比較的簡単に購入出来た。

 

ビックマンシールは、学校で大ブームになりすぎて、学年で全て没収される事態になった。各担任の先生が没収して、「卒業式に返す」と言って先生の机に隠された事を鮮明に覚えている。

 

小学生の学校生活は、ずっと何か流行して、楽しい毎日だった。

 

〜余談〜

 

当時は、週刊少年ジャンプの影響が凄かった。誰もが、ジャンプを見ていた。

幸い、我が家は、床屋なので、新聞2誌、週刊少年ジャンプ少年マガジンがあった。

物心ついた時(幼稚園)から、スポーツ新聞、ジャンプ、マガジンをくまなく全部読んでいたので、誰よりもスポーツと漫画には詳しかった。

 

ビックマンチョコは、1人3個制限で、1BOXに24個ぐらいあって、ヘッド(キラキラ)シールが2枚必ず入っていた。当時、配列がほぼ決まっていたので、新品BOXであれば、3個でヘッドが狙えた。9割近い確率だった。

 

小学校、卒業式の時に没収された、ビックマンシールは、担任が忘れていたので、最後まで返却されなかった。

 僕は隠し場所を知っていたので、卒業式の後、友達と2人で教室に最後まで残って、先生の机から自分の分だけ返して貰った。その後、小学6年生だったので、帰り道で出会った低学年の子に全部あげたのを覚えている。

 

キン肉マン消しゴムも、沢山持っていたが、全部、床屋に来た小さい子供に、母親が全部あげて、無くなっていた。

今あれば、かなりの価値になっていたと思う。あのパチモンのキン消しホタテマン、ビックマンシールが、とんでもない値段になる事など、当時は想像出来なかった。